設計と監理の2つの言葉から成り立っており、建築士の資格を有する者のみが業とする事が出来ます。
●設計
馴染みのある言葉ですので、特に説明の必要はないと思われますが、図面を描くのみが設計の仕事ではありません。 図面はあくまでも成果品の一つであり、そこに描き込む事を『考える』のが設計の主な作業です。
・建築主の要望を実現するプランとデザイン
・予算内の材料選定
・法的な規制への対応
これらに応える得る寸法やカタチを考えて図面化する事が【設計】です。
●監理
一般的にあまり知られていない単語ですが、設計と監理は一体の関係にあります。
如何に立派な設計図を作成しても、設計者の考えた通りに工事現場で造らなければ
「絵に描いた餅」です。
・設計図通りの施工が進んでいるか?チェック
・図面だけでは伝わらない内容の伝達
・建築主の代理となって、工事現場との打合せや指示
・建築主への報告
・建物がしっかりとした住宅性能になっているか?チェック
(住宅性能にもこだわっているのが、スターフィールドです)
これらの業務が【監理】です。
設計者は工事が開始したと同時に「監理者」と呼び名が変わります。
建築主にとって監理者は、『工事現場の通訳』と『工事現場のチェック役』となります。
専門的知識を用いて、建築主の代理となって現場をまとめていきます。
現場監督(現場代理人)と何が違うかは、『工事監理と工事管理の違い』をご覧ください。